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ニュージーランド特産の「ハチミツの王様」 寺尾啓二 著 文庫サイズ・48頁 まえがき ?? 抗菌物質「MGO」でピロリ菌や虫歯菌に打ち勝つ 「アピセラピー」という言葉をご存知でしょうか。 アピの語源はラテン語でミツバチ、日本語に訳すと「ミツバチ療法」となります。 つまりアピセラピーとは、ミツバチの幼虫やハチ毒、またハチミツ、プロポリス、ハチ蝋、ハチパンなどのミツバチ生産物を利用して、さまざまな疾患や症状を治療しようというものです。 私たち人類がアピセラピーを行なうようになったのは大変古く、紀元前三〇〇〇?四〇〇〇年頃には、すでにインドやエジプトなどで、外傷の治療などにミツバチ生産物を使っていました。 当時の人々は、経験的にアピセラピーの有用性に気づいていたのでしょう。 そして現在では、多くの研究の結果、ハチ毒やミツバチ生産物の生理的効果やその作用のしくみ、さらに、どのような疾患・症状の治療に用いたら最適かということが判明してきました。 このような状況のもと、世界で最も高級なハチミツ、いわば「ハチミツの王様」と脚光を浴びているのがマヌカハニーです。 ニュージーランドだけに自生するマヌカの木の花から集められたハチミツです。 では、なぜマヌカハニーは、これほどの高い評価を得ているのでしょうか。 その理由は、マヌカハニーの持つ特別な抗菌作用にあります。 ハチミツは一般に抗菌性を有していますが、マヌカハニーの場合は、その効力がほかのハチミツに比べ段違いに強力なのです。 しかも、種々の細菌に対して幅広く効果を発揮します。 これらの特長により、ニュージーランドにおいては、創傷、歯周病、皮膚疾患などの治療、また十二指腸潰瘍、胃潰瘍、胃がんなどの予防や治療のために使用されています。 とはいえ、長年にわたり、マヌカハニーの抗菌作用がどんな物質に由来するのかは、実は謎のままでした。 しかし最近、その抗菌物質が特定されたのです。 そうした点も含め、マヌカハニーとはどういうものかを知るうえで、本書がご参考になれば幸いです。 ●ニュージーランドだけに自生 マヌカハニーは、その名が示すように、マヌカという樹木に咲く花から採れるハチミツです。 マヌカ(学名はLeptospermum Scoparium)は、ニュージーランドだけに自生するフトモモ科の低木で、成長すると四mほどの高さになります。 先住民のマオリ族の人々は、「癒しの木」「復活の木」などと呼び、その葉を煎じて薬草として飲用したり、外傷の治療薬として利用したりしてきました。 南半球の夏にあたる十二月頃になると、白やピンクの可憐な花をつけます。 大きさは、八?一二mmです。 マヌカハニーを採取するための養蜂作業は、ふだんはほとんど人が立ち入らない人里離れた、手つかずの自然が残る山岳地域「マヌカの森」で行ないますが、遠くから眺めると、白い花で覆われた山々は、まるで雪山のような景観を呈しています。 Q 副作用やアレルギーなどの心配は? 天然の食品であるため、特に副作用はありません。 だからといって、一度に大量摂取するとお腹の調子をくずすなどのおそれもあるので、そのような摂取の仕方は控えたほうがよいでしょう。 マヌカハニーの採蜜は、マヌカの開花の時期にミツバチの巣箱を運び込み、極力ほかの花の蜜が混ざらないようなやり方で行なわれます。 したがって、ほかの花、たとえばソバなどの花から採取したハチミツにアレルギーがある人でも、マヌカハニーならばアレルギーのリスクは低いといえます。 しかし、絶対にほかの花のハチミツが混入していないとは言い切れません。 そこで、アレルギーが心配な場合には、最初は少量から摂取を始め、異常が感じられたら直ちに使用を中止し、なければ徐々に摂取量を増やすことをお勧めします。 目 次 ?? まえがき?ニュージーランド特産の「ハチミツの王様」 〈コラム〉ミツバチと花からのプレゼント 第1章 マヌカハニーってどんなハチミツ ・ハチミツは花蜜が化学変化したもの ミツバチの体内で変化 主成分は果糖とブドウ糖 ・マヌカの花の貴重なハチミツ ニュージーランドだけに自生 採取できるのは四週間だけ カヌカハニーはまったくの別物 ・ほかのハチミツとの違いとは 過酸化水素とは別の抗菌物質 マヌカハニーだけに多いMGO 第2章 こんな優れた作用がある ・エネルギー補給と血行の改善 すぐにエネルギー源となる 体を温め血行をよくする ・MGOによる幅広い抗菌作用 新たな抗菌物質をUMFと命名 抗菌物質はMGOと判明 ・腸内環境を改善する 悪玉菌を減らし善玉菌を増やす ・シリング酸メチルの抗酸化作用による美容効果 健康や美容に有害な活性酸素 抗酸化物質はシリング酸メチル 第3章 様々な疾患に効果がある ・創傷などの皮膚疾患を改善する 治療にハチミツを使う理由とは なぜ治癒効果が高いのか 糖尿病性皮膚潰瘍にも有効 創傷表面のpHを下げる治癒効果 ・ピロリ菌による疾患を予防、改善 胃がんを引き起こすピロリ菌 マヌカハニーがピロリ菌を退治 ・ニキビやシミ、シワのない美肌に ニキビの原因はアクネ菌 悪玉化アクネ菌の増殖を抑制 活性酸素がもたらすシミ、シワ シミやシワ対策に有効 ・虫歯を防いで歯周病にも効果を発揮 歯を失うだけではすまない歯周病 歯垢や出血を減少させる 第4章 早わかり納得のQ&A Q・MGO(食物メチルグリオキサール)の安全性は? Q・農薬や抗生物質、有毒物質の混入は? Q・副作用やアレルギーなどの心配は? Q・マヌカハニー中のボツリヌス菌の危険性は? Q・カロリーの摂りすぎの心配はないの? Q・マヌカハニー製品を選ぶ際の基準は? Q・効果を得られる摂取量はどのくらい? Q・摂取の仕方や塗布の方法はどうするの? 【ハート出版ふるさと文庫】美肌をつくる蜂蜜の王様マヌカハニー
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